国防軍:枢軸作戦
1943年夏、ベニート・ムッソリーニが失脚した際、ベルリンの指導部は新イタリア政権に対していかなる幻想も抱いてはいなかった。同盟維持の誓約は、単なる時間稼ぎの戦術に過ぎないと即座に見抜かれていたのである。ドイツ軍最高司令部は、同盟国の離反に備えて既に周到な計画を立案していた。ローマの降伏が公式に発表されるや否や、国防軍は電光石火の如く「アクゼ」作戦を発動した。当初、この戦略的企図には「アラリック」という挑発的な暗号名が与えられていた。これは紀元410年にローマを略奪した西ゴート王への露骨な言及である。しかし、作戦の秘匿性を確保するため、この意図が明白すぎる名称はより中立的な「アクゼ(枢軸)」という呼称に変更された。これにより、ベルリンはかつての盟友に対する大規模な武装解除を、まさに「枢軸」という同盟の安定維持に不可欠な措置であるとして冷笑的に正当化したのである。
イタリア軍は完全な麻痺状態に陥った。国王および軍最高司令部が首都から逃亡したことにより、巨大な指揮権の空白が生じたのである。野戦部隊には矛盾した命令が下されるか、あるいは何の指示も与えられなかった。ローマへの接近路など、現地の指揮官が独断で行動を起こした一部の地域では激しい戦闘が散発的に勃発したものの、圧倒的多数の守備隊は戦わずして武器を置いた。数日のうちに、ドイツ軍は100万人以上のイタリア兵を武装解除のうえ抑留し、イタリア北部および中部の支配を急速に固めた。
武力抵抗がなおも懸念される地域において、ドイツ軍は凄惨な市街戦を未然に防ぐべく、圧倒的な武力の誇示に打って出た。重装甲部隊の縦隊を、大都市の主要な大通りを縫うように意図的に行進させたのである。第1SS装甲師団「ライプシュタンダルテ」がミラノのドゥオーモ前を通過する一方で、第3装甲擲弾兵師団の戦闘団はローマのコロッセオ周辺に陣取った。ドイツ軍の宣伝部隊によって大々的に記録されたこれらの装甲戦力の誇示は、実弾が一発も発射される前にイタリア側の抗戦意志を根底から粉砕することのみを目的としていた。
大戦のこの段階において、1943年2月18日付の陸軍総司令部陸軍公報第181号指令に基づき、全てのドイツ軍装甲車両は暗黄色(Dunkelgelb)の基本塗装が施された状態で工場から出荷されていた。補助的な迷彩色であるオリーブ緑色(Olivgrün)および赤褐色(Rotbraun)は、高濃度の顔料ペーストとして前線部隊に支給された。野戦環境下において、戦車搭乗員や整備中隊は、ガソリン、水、あるいは使用済みのエンジンオイルなど、現場で調達可能なあらゆる溶剤を用いてこれらのペーストを希釈した。塗装作業には主にコンプレッサーとスプレーガンが用いられたが、空圧機器を欠く場合には一般的な刷毛で単に塗りつけられた。その結果、1943年の夏から秋にかけてドイツ軍の装甲車両に見られた迷彩パターンは、スプレーによる境界のぼやけた縞模様や斑点から、粗く重々しい刷毛目まで、極めて多様な様相を呈することとなった。
対応モデル:
II号戦車L型「ルクス」 (Sd Kfz 123)、III号戦車 (Sd Kfz 141)、IV号戦車 (Sd Kfz 161)、V号戦車「パンター」 (Sd Kfz 171)、VI号戦車E型「ティーガーI」 (Sd Kfz 181)、VI号戦車B型「ティーガーII・ケーニヒスティーガー」 (Sd Kfz 182)、III号突撃砲 (Sd Kfz 142 / 142/1)、IV号突撃砲 (Sd Kfz 167)、IV号突撃戦車「ブルムベア」 (Sd Kfz 166)、突撃臼砲「シュトルムティーガー」、駆逐戦車「マルダーII」 (Sd Kfz 131)、駆逐戦車「マルダーIII」 (Sd Kfz 138 / 139)、III・IV号駆逐戦車「ナースホルン」 (Sd Kfz 164)、38(t)駆逐戦車「ヘッツァー」 (Sd Kfz 138/2)、IV号駆逐戦車 (Sd Kfz 162)、ヤークトパンター (Sd Kfz 173)、ヤークトティーガー (Sd Kfz 186)、駆逐戦車ティーガー(P)「フェルディナント・エレファント」 (Sd Kfz 184)、II号自走砲「ヴェスペ」 (Sd Kfz 124)、38(t)自走砲「グリーレ」 (Sd Kfz 138/1)、III・IV号自走砲「フンメル」 (Sd Kfz 165)、パンツァーヴェルファー42 (Sd Kfz 4/1)、38(t)対空戦車 (Sd Kfz 140)、IV号対空戦車「メーベルワーゲン」 (Sd Kfz 161/3)、IV号対空戦車「ヴィルベルヴィント」 (Sd Kfz 161/4)、IV号対空戦車「オストヴィント」 (Sd Kfz 161/3)、Sd Kfz 221、Sd Kfz 222、Sd Kfz 231、Sd Kfz 232、Sd Kfz 234、Sd Kfz 247、Sd Kfz 250、Sd Kfz 251、Sd Kfz 2「ケッテンクラート」、Sd Kfz 3「マウルティア」、Sd Kfz 7、Sd Kfz 9「FAMO」、Sd Kfz 10、Sd Kfz 11、ラウペンシュレッパー・オスト (RSO)、ベルゲパンター (Sd Kfz 179)、ゴリアテ (Sd Kfz 302 / 303)、ボルクヴァルトIV (Sd Kfz 301)、BMW・R75、ツェンダップ KS 750、VW Typ 82「キューベルワーゲン」、VW Typ 166「シュビムワーゲン」、ホルヒ 108、シュタイアー 1500、軽無線自動車 (Kfz 15)、中型無線自動車 (Kfz 17)、オペル・ブリッツ、フォード V 3000、メルセデス・ベンツ L3000、2cm高射砲 FlaK 38、3.7cm高射砲 FlaK 37 / 43、8.8cm高射砲 FlaK 18 / 36 / 37、7.5cm対戦車砲 PaK 40、8.8cm対戦車砲 PaK 43 / 43/41、10.5cm軽榴弾砲 leFH 18、15cm重榴弾砲 sFH 18、15cmネーベルヴェルファー41、21cmネーベルヴェルファー42、他
- 商品タイプ:
- 塗料セット
- 状態:
- 新品
- メーカー:
- Arcus
- 製造番号:
- E2094、A2094
- 原産国:
- ウクライナ
- 内容量:
- 10 ml × 6
- 仕上げ:
- 半光沢
- 塗料の種類:
- エナメル、アクリル
- 内容物:
- 塗料ボトル(6本)、箱
- 国籍:
- ドイツ
- 時代:
- 第二次世界大戦(1939〜1945年)

