フォッケウルフ Ta152H-1 第二次世界大戦 ドイツ空軍 高高度迎撃機
第二次世界大戦の末期において、ドイツ空軍が実戦投入した最も洗練されたレシプロ高高度迎撃機がフォッケウルフ Ta152H-1である。外見こそFw190D-9の面影を残しているものの、Ta152Hは高高度運用を前提に全面的な再設計が施された機体であった。成層圏での活動を可能にする与圧キャビン、アスペクト比を増大させた長スパンの主翼、そして形状が改められた垂直尾翼を特徴としている。動力源には、2段3速過給機を備えたユンカース Jumo213E-1水冷倒立V型12気筒エンジンを搭載した。さらに、水・メタノール噴射装置であるMW 50と、亜酸化窒素噴射装置であるGM 1を併用することで、高度12,500 mにおいて765 km/hという最高速度を発揮した。これは、当時のレシプロ航空機における理論上の物理的限界(約800 km/h)に肉薄する性能であった。
同時に、より短い主翼幅を持ち、発動機にダイムラー・ベンツ DB603LAを搭載したTa152C型も並行して設計されていたが、量産化されることはなかった。1944年12月からドイツ降伏までの間、製造されたTa152シリーズは全タイプを合わせても約60機に過ぎない。少数の機体が第301戦闘航空団・本部に配備されたものの、中低空域を連合国軍機が完全に支配している状況下では、本来の高高度迎撃任務への投入は困難であった。結果として、本機は主にジェット戦闘機メッサーシュミット Me262の離着陸時における中低空での戦術的援護に回された。実戦投入の遅れと極端な資源の枯渇により、Ta152が設計本来の高高度性能を実証する機会は失われたのである。
フォッケウルフ Ta152H-1 主要諸元
- 全長:10.71 m
- 全幅:14.44 m
- 全高:3.37 m
- 正規離陸重量:4,750 kg
- 発動機:ユンカース Jumo213E-1 水冷倒立V型12気筒エンジン × 1(1,730馬力、MW 50使用時 2,230馬力)
- 最大速度:765 km/h(高度12,500 m、MW 50使用時)
- 実用上昇限度:14,800 m
- 航続距離:2,000 km(300 L 落下増槽懸吊時)
- 兵装:30 mm プロペラ軸内砲 MK108 × 1、20 mm 機関砲 MG151 × 2(主翼根部)
- 商品タイプ:
- プラモデル
- 状態:
- 新品
- スケール:
- 1/72
- メーカー:
- Art Model
- 製造番号:
- AM 7204
- 原産国:
- ウクライナ
- モデルタイプ:
- マルチメディア
- 寸法:
- 21 × 15 × 5 cm
- 内容物:
- プラスチックパーツ、クリアパーツ、レジンパーツ、デカール、説明書、カラーリーフレット、箱
- パーツ数:
- 53 点
- 塗装バリエーション:
- 1
- 国籍:
- ドイツ
- 時代:
- 第二次世界大戦(1939〜1945年)
- 難易度:
- 4/5 上級者


