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塗料セット7020:フランス空軍・1940年フランス戦役
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フランスは世界航空史における先駆的存在であり、黎明期のエアロプランから1930年代に至るまで、多様な配置や構造を積極的に試み、第二次大戦開戦前夜には洗練された先進的な軍用機を多数送り出していた。
フランス戦役
1940年5月〜6月のフランス戦役は、欧州航空史において最も苛烈で悲劇的な局面のひとつであった。フランス軍およびイギリス軍のパイロットたちは、開戦直後からアルデンヌ突破を阻止すべく出撃したが、戦闘機数で優位に立ちながらも、ルフトバッフェの統制された作戦行動と急進する装甲部隊に対抗しきれなかった。
デヴォアティーヌ D.520、MS.406、ブロッシュ MB.152 の各エスカドリーユは後退中の地上部隊や渡河地点の防護に奔走したが、飛行場への空襲、予備戦力の喪失、陸軍との協調不足が重なり航空戦力は急速に疲弊した。6月中旬には前線が崩壊し、22日にはフランスが休戦協定に調印。第二次大戦全体でも屈指の短期かつ劇的な作戦が幕を閉じた。
1938年迷彩
第一次大戦末期、フランスは航空機の視認性低下を目的とした迷彩塗装の研究に着手した。1920〜30年代のフランス機は、銀色仕上げ、戦闘機用カーキ、爆撃機用ダークブラウンなどが主流であった。
スペイン内戦で迷彩の有効性が確認されると、フランスは本格的な迷彩体系の再検討を進め、1938年には上面を複数色(グリーン、ブラウン、ダークグレー系)、下面を明るいグレー=ブルーで構成する多色迷彩を制定した。色調は公式規定が存在したものの、メーカー差や現場再塗装により一定の幅が見られた。同時に国籍マークも更新され、コカルドのブルーがより鮮明な色調に改められている。
「フランス戦役 1940」塗装セットの用途
本セットは、1930年代末およびフランス戦役期のフランス軍航空機モデルの塗装を対象とし、1938年制定迷彩の基調色を網羅している。
セット内容:
- 778 Ombre calcinée(焼アンバー):フランス機上面迷彩に用いられた濃褐色。
- 780 Kaki(暗緑色)– フランス機の上面迷彩用グリーン。
- 776 Gris foncé(濃灰色):上面迷彩の標準的な濃灰色。
- 787 Gris-bleu ciel(青灰色):下面色として後期に用いられたやや鮮明な青みのライトグレー。
- 781 Azur cocardes 1938(濃青色):1938年制定のフランス国籍標識用濃青色。
- 777 Rouge insigne(標識赤):フランス国籍標識の標準レッド。
コレクション:
対応モデル:
- アミオ 143
- アミオ 351/354
- ANF ル・ミュロー 113/115/117
- アルスナル VG-33
- ブレリオ=スパッド S.510
- ブロッシュ MB.131
- ブロッシュ MB.151/152/155
- ブロッシュ MB.210
- ブレゲ 691/693/695
- コドロン C.445 ゴエラン
- コドロン C.630 シムーン
- コドロン C.714 サイクロン
- カーチス H-75
- デヴォアティーヌ D.500/D.501/D.510
- デヴォアティーヌ D.520
- ファルマン F.222/223/224
- アニョリオ H.230/232
- クールホーフェン FK.58
- リオレ・エ・オリヴィエ LeO C.30
- リオレ・エ・オリヴィエ LeO C.45/451
- リオレ 46
- ロワール=ニューーポール LN.411
- マーチン M.167
- モラーヌ=ソルニエ MS.405/406/410
- ノースアメリカン NAA-57
- ノースアメリカン NAA-64
- ポテ 542
- ポテ 56
- ポテ 63/630/631/633/637/63.11
- ポテ 650
- SNCAO CAO.200
- SNCASE SE.100
- ヴォート V.156 など
塗料の種類:
- アクリル塗料 A7020
- エナメル塗料 E7020
仕上げの質感:
- セミグロス
内容量:
- 6 × 10 mL
