292 RLM 23 Rot（赤色）

RLM 23 ロート

第二次大戦期ドイツ空軍（ルフトバッフェ）機に用いられた鮮紅色を再現した、高精度半光沢アクリル／エナメル塗料。スケールモデルおよび歴史ミニチュア向け。

RLM 23 ロートについて：

• RLM 23 Rot は、1936 年発行の塗装規定 L.Dv. 521 初版に基づき正式制定された。
• 制定後は、航空機の識別標識、戦術識別色、部隊徽章、技術表示など、識別用途全般に広く使用された。
• 1930〜40 年代には、機体内消火配管（消火ライン）の識別にも使用例が確認されている。
• 1936 年以降、戦闘航空団 JG 132（後に JG 131）で部隊識別色として採用された。
• 1930 年代末には、垂直尾翼に施された赤帯およびスワスチカに使用された。1939 年、ポーランド侵攻前に赤帯は塗り潰され、白縁のスワスチカのみが残された。
• 戦争期間中、戦闘機ではスピナーや戦術番号、爆撃機では中隊記号などに使用された。戦闘航空団では第 2・5・8・11 中隊、爆撃航空団では第 2 飛行隊および第 4・5・6・17 中隊に赤が割り当てられていた。
• 1944 年 1 月導入の国土防衛帯では、JG 1「エーザウ」が全面赤帯を使用し、1945 年初頭には JG 300 にも使用例が見られる。
• 初期の単色帯は短期間で二色帯に置換された。JG 7「ノヴォトニー」は RLM 23 と RLM 24、JG 301 は RLM 23 と RLM 27、JG 52 は RLM 23 と RLM 21 の赤白帯を使用していた。
• JG 6「ホルスト・ヴェッセル」は赤・白・赤の三本帯を使用していた。
• 戦闘爆撃部隊では、市松模様の識別帯が用いられていた。KG(J) 6 の航空機では、この模様は赤黒で、RLM 23 ロート と RLM 22 の組み合わせで塗装されていた。

コレクション：

• 第二次世界大戦 ドイツ空軍

塗料の種類：

• アクリル A292s
• エナメル E292s

仕上げの質感：

• セミグロス

内容量：

• 10 mL