290 RLM 25 Hellgrün（淡緑色）

RLM 25 ヘルグリューン

半光沢仕上げのアクリル／エナメル系ライトグリーンで、わずかにパティナ調の色味を帯びる。RLM 規格に基づく原色を忠実に再現している。

RLM 25 ヘルグリューンについて：

• RLM 25 ヘルグリューンは、指令 L.Dv. 521 初版で規定された色である。
• 同色は、ドイツ空軍機の水冷／グリコール冷却系統の主管および関連装備の識別塗色として用いられた。
• 戦術標識色としても使用され、スピナー、爆撃機の戦術コード、戦闘機の機体番号に塗装された。
• 部隊章や機体側面の一部技術表示にも使用例が確認されている。
• 1936〜1937年には、JG 232 第232戦闘航空団所属機に RLM 25 によるライトグリーンの戦術標識が施されていた。1937年4月には再編され、第I飛行群として JG 137 第137戦闘航空団に編入。翌年さらに JG 231 第231戦闘航空団へ改編され、最終的には JG 3 第3戦闘航空団「ウーデット」に組み込まれた。
• 第二次大戦期を通じて、RLM 25 ヘルグリューンは RLM 24 ダンケルブラウ と併用され、航空団司令部および配下の各飛行群司令部所属機の戦術識別色として用いられた。また、同航空団第V飛行群所属機にもグリーン帯が使用された。
• 1944年初頭に導入された防空識別帯制度では、RLM 25 ヘルグリューンも使用され、単色グリーンの胴体帯は JG 27 第27戦闘航空団「アフリカ」所属機に適用された。
• のちに防空帯制度は再編され、2色帯の組み合わせが導入された。RLM 25 ヘルグリューンと RLM 21 ホワイト のグリーン／ホワイト帯は JG 77 第77戦闘航空団「ヘルツ・アス」に、また JG 51 第51戦闘航空団「メルダース」では中央を RLM 21 ホワイトで区切った 2 本の RLM 25 帯が使用された。

コレクション：

• 第二次世界大戦 ドイツ空軍

塗料の種類：

• アクリル A290s
• エナメル E290s

仕上げの質感：

• セミグロス

内容量：

• 10 mL