294 RLM 21 Weiß（白）

RLM 21 ヴァイス

高品質の半光沢仕上げクリームホワイト系アクリルまたはエナメル塗料。スケールモデル製作用に特別に調整された精密カラーです。

RLM 21 ヴァイスについて

• RLM 21 Weißは、1936年にドイツ空軍（ルフトバッフェ）の塗装指令 L.Dv. 521 に基づいて制定された公式標準色のひとつです。
• この白色塗料は、ルフトバッフェ機のテクニカルマーキング、戦術番号、部隊識別記号、徽章など、さまざまな用途に広く使用されました。
• 1941～1942年の冬季には、RLM 21 を基調とした水性の洗い落とし式迷彩塗料が雪上迷彩として採用されました。1944～1945年の冬には、一部の部隊で限定的に再使用されています。
• 1941～1943年の北アフリカ戦線および地中海戦域では、ルフトバッフェおよび枢軸国空軍機の識別用として、翼端、エンジンカウル、胴体帯に白色のマーキングが施されていました。
• ルフトバッフェの戦術識別標識システムでは、RLM 21 Weißが識別色として使用されていた。戦闘機部隊では、1., 4., 7. および 10. シュタッフェルの航空機が白い戦術番号を付けていた。爆撃部隊では、白色は第 I グルッペへの所属を示し、1., 4., 7., 10. および 13. シュタッフェルの航空機には白い識別文字が描かれていた。これらの航空機のプロペラスピナーも通常 RLM 21 Weiß で塗装されていた。
• 作戦「ボーデンプラッテ」の際、RLM 21 Weißは戦闘機隊の識別用として防空識別帯の塗装に使用された。JG 3「ウーデット」の機体には胴体中央に白帯が描かれ、JG 52では白赤帯（RLM 23 Rot併用）、JG 26「シュラーゲター」では白黒帯（RLM 22 Schwarz併用）、JG 77「ハーツ・アス」では白緑帯（RLM 25 Hellgrün併用）が使用された。
• 一部の戦闘航空団では、白帯を中央に挟む三色帯も採用されました。例として、赤‐白‐赤（JG 6「ホルスト・ヴェッセル」）、黒‐白‐黒（JG 4）、緑‐白‐緑（JG 51「メルダース」）、黄‐白‐黄（RLM 27 Gelb併用／JG 2「リヒトホーフェン」）、および青‐白‐青（RLM 24 Dunkelblau併用／JG 300）が知られています。
• また、戦闘爆撃機部隊では白色を含むチェッカーバンド（市松模様）の識別帯も使用されました。KG(J) 27「ボールケ」では白‐緑、市松模様、KG(J) 54「トーテンコップフ」では白‐青のパターンが確認されています。

コレクション：

• 第二次世界大戦 ドイツ空軍

塗料の種類：

• アクリル A294s
• エナメル E294s

仕上げの質感：

• セミグロス

内容量：

• 10 mL